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観音おみくじ 第1籤

上籤

天開地闢結良緣
日吉時良萬事全
若得此籤非小可
人行中正帝王宣

籤の意味

第一籤は始まりの籤。すべてが一から始まり、天の時・地の利がそろう象で、問う事の多くは順調に運ぶ。ただし二つの戒めに注意を。解曰の「年未だ時に値せず」は、良い知らせが先に来て、実を結ぶにはもう少し時間がかかるということ。焦らなくてよい。そして詩の最後の句が鍵は「中正」だと示す――順調なときほど、正直さと節度を守ること。良い籤は祝福であると同時に、油断するなという戒めでもある。

事柄ごとの神意

家内祈福 福を祈る
自身秋冬大利 秋冬は大いに有利
求財(金運)秋冬大利 秋冬は大いに有利
取引成 成る
婚姻成 成る
六甲(妊娠)生男 男の子
旅人の便り至 やって来る
田畑・養蚕好 良い
家畜好 良い
人探し見 見つかる
訴訟吉 吉
失せ物東北 北東の方角
病気設送 供物をして厄を送る
墓所吉 吉

一句ずつ

  1. 天開地闢結良緣
    天地が初めて開け、万物が新たになるように、良き縁がこの時に結ばれる。
  2. 日吉時良萬事全
    日も時も吉、あらゆる条件が整っている。
  3. 若得此籤非小可
    この籤を引いたのはただごとではない、まれに見る良い籤。
  4. 人行中正帝王宣
    中正を守って振る舞えば、上に立つ人に見出され、引き立てられる。

詩意 · 解曰

此卦盤古初開天地之象。諸事皆吉也。

急速兆速。年未值時。觀音降筆。先報君知。

詩意:盤古が天地を開いた象、諸事みな吉。解曰:吉兆は速やかに来る。年回りの時はまだ満ちていないが、観音がまず筆を下し、知らせを先に告げてくれる。

故事 · 宋の太祖、黄袍を着せられる

959年、後周の世宗が亡くなり、わずか七歳の恭帝が即位して、朝廷も民も不安に包まれた。翌年正月、大将の趙匡胤は命を受けて北へ兵を率い、陳橋駅に宿営したとき、部下たちが黄袍を彼に着せて皇帝に擁立した。彼は開封に引き返し、幼帝や大臣を脅かすこと、略奪することを兵に固く禁じ、ほとんど血を流さずに宋を建てた。籤はこの故事で語る――時が熟せば、人々は自ずとあなたを高みへ押し上げる。そして人を心服させるのは、あなたが守る節度なのだ。

参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第1籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。

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