下籤
これは「先に屈し、後に伸びる」籤。今は条件が整っておらず、無理に求めても壁にぶつかるだけ。解曰が「忍」と「耐」を重ねるのは、落ち着いて積み重ねを続けよということ。蘇秦も落ちぶれて帰郷し、発奮して学び、のちに六国の宰相印を帯びた。下籤とされるが、あなたを否定するものではなく、まだ時ではないという知らせ――力を蓄えて待てば、一躍は期待できる。
| 家内 | 不安 落ち着かない |
|---|---|
| 自身 | 還願 願ほどきをする |
| 求財(金運) | 欠利 やや不利 |
| 婚姻 | 難 難しい |
| 六甲(妊娠) | 作福 善行を積み福を祈る |
| 旅人の便り | 平安 平安 |
| 田畑・養蚕 | 吉 吉 |
| 家畜 | 不利 不利 |
| 人探し | 見 見つかる |
| 訴訟 | 和 穏便に収める |
| 転居 | 去 行く |
| 失せ物 | 東南 南東の方角 |
| 病気 | 祈保 平安を祈る |
| 墓所 | 吉 吉 |
此卦鯨魚未變之象。凡事忍耐待時也。
得忍且忍。得耐且耐。須待時至。功名還在。
詩意:鯨がまだ竜と化さない象、何事も耐えて時を待つべし。解曰:忍べるだけ忍び、耐えられるだけ耐えよ。時が至れば、功名はなお待っている。
戦国時代の蘇秦は鬼谷子に学んだ。秦王に十度上書しても用いられず、金も尽き、ぼろをまとって帰郷すると、妻は機織りの手を止めず、兄嫁は飯も作ってくれなかった。彼は発奮して学び、眠くなると錐で腿を刺した。やがて合従策で六国を連合させ、六国の宰相印を帯びた。
参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第2籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。
天機渡で観音おみくじを引く