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観音おみくじ 第45籤

上籤

溫柔自是勝強剛
積善于門太吉昌
若是有人占此卦
宛如止渴遇瓊漿

籤の意味

この籤は「柔よく剛を制し、善を積んで福を得る」。求める事は強引さではなく、謙虚さと辛抱によって叶う。日頃の善意も、今まさに報われる。張良は老人の意地悪に耐えたからこそ、一生を変える兵法書を得た。得たのちは「得て恩を忘るるなかれ」、感謝の心を持ち続けること。

事柄ごとの神意

家内吉 吉
自身安 平安
求財(金運)遂 願いどおり
取引利 有利
婚姻合 相性が良い
六甲(妊娠)男 男の子
旅人の便り阻 妨げあり
田畑・養蚕秋利 秋は有利
家畜中平 ふつう
人探し見 見つかる
訴訟勝 勝つ
転居利 有利
失せ物東方 東の方角
病気祈福 福を祈る
墓所東西向吉 東向き・西向きは吉

一句ずつ

  1. 溫柔自是勝強剛
    柔らかさは、もとより剛さにまさる。
  2. 積善于門太吉昌
    善を積む家は、大吉にして大いに栄える。
  3. 若是有人占此卦
    もし誰かがこの籤を引いたなら、
  4. 宛如止渴遇瓊漿
    渇いたときに玉の甘露に出会うようなもの。

詩意 · 解曰

此卦積善溫柔之象。凡事貴人和合也。

天地有感。應驗非常。佛神護佑。得之莫忘。

詩意:善を積み柔和である象、何事も引き立てる人と和合する。解曰:天地が感応し、その霊験は並ではない。神仏の守りがある、得たのちは決して恩を忘れるな。

故事 · 張良、圯上の老人から書を授かる

秦末、張良は下邳の橋の上で一人の老人に出会った。老人はわざと靴を橋の下に落とし、拾って履かせよと言った。張良は怒りをこらえて従った。老人は五日後の夜明けにまた会おうと約束し、二度続けて遅いと叱った。三度目、張良は夜中から待っていた。老人はそこでようやく『太公兵法』を授け、張良はのちに劉邦を補佐して漢を建てた。

参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第45籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。

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