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観音おみくじ 第14籤

中籤

宛如仙鶴出樊籠
脫却羈縻處處通
南北東西無障碍
任君直上九霄中

籤の意味

この籤は「苦境を脱して自由を得る」。あなたは何かの環境や関係に縛られているのかもしれない。この籤は時が来たと告げる――手を放して離れ、新しい天地を探してよい。姜子牙は暗君のもとで空しく過ごすことを拒み、きっぱり官を捨てて、かえって本当の舞台を得た。先に凶、後に吉――離れる瞬間はたやすくないが、その後は海も空も広い。

事柄ごとの神意

家内不安 落ち着かない
自身還願 願ほどきをする
求財(金運)合 相性が良い
取引合 相性が良い
婚姻合 相性が良い
六甲(妊娠)男 男の子
旅人の便り見 見つかる
田畑・養蚕秋利 秋は有利
家畜損 損あり
人探し阻 妨げあり
訴訟宜和 和解するとよい
転居吉 吉
失せ物東南 南東の方角
病気設送 供物をして厄を送る
墓所吉 吉

一句ずつ

  1. 宛如仙鶴出樊籠
    まるで仙鶴が籠から飛び立つよう。
  2. 脫却羈縻處處通
    束縛を振りほどき、どこへでも通じる。
  3. 南北東西無障碍
    東西南北、どこにも妨げはない。
  4. 任君直上九霄中
    思うままに九天の雲の中へ昇ってゆける。

詩意 · 解曰

此卦仙鶴離籠之象。凡事先凶后吉也。

任意無虞。路有亨通。隨心自在。逍遙如神。

詩意:仙鶴が籠を離れる象、何事も先に凶、後に吉。解曰:思うままに行っても憂いはなく、道は通じる。心のままに自在で、仙人のようにのびやか。

故事 · 姜子牙、官を捨てる

『封神演義』で、姜子牙は殷の紂王の朝廷で下大夫を務めていた。民を苦しめ財を費やす鹿台の造営を諫めたが聞き入れられず、官を捨てて朝歌を去り、西岐へ向かった。のちに周室を補佐した。

参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第14籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。

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