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観音おみくじ 第57籤

中籤

聞是聞非風過耳
好衣好祿日當空
君須記取他年事
汝意還同我意同

籤の意味

この籤は「心が通い合い、知音に出会う」。周りの陰口に構う必要はない。素直に自分を表せば、分かってくれる人には自ずと届く。甯戚が牛の角を叩いて歌うと、斉の桓公はひと聴きでその才を知った。協力、職探し、恋愛のどれにも良い兆し。心を同じくする人を見つければ、事は筋道どおりに進む。

事柄ごとの神意

家内不安 落ち着かない
自身平平 まずまず
求財(金運)順 順調
取引成 成る
婚姻合 相性が良い
六甲(妊娠)女 女の子
旅人の便り阻 妨げあり
田畑・養蚕就 まとまる
家畜損 損あり
人探し難 難しい
訴訟宜和 和解するとよい
転居守舊 現状を守る
失せ物空 空しい
病気祈福 福を祈る
墓所吉 吉

一句ずつ

  1. 聞是聞非風過耳
    是非を聞いても、耳を過ぎる風と思えばよい。
  2. 好衣好祿日當空
    良い衣、良い禄は、中天の日のよう。
  3. 君須記取他年事
    これからのことを覚えておきなさい、
  4. 汝意還同我意同
    あなたの心と私の心は同じだと。

詩意 · 解曰

此卦孩兒見母之象。諸事貴人大吉也。

所用謀望。皆大歡喜。從公用力。如子逢娘。

詩意:子が母に会う象、諸事に引き立てる人あり、大吉。解曰:謀る事望む事みな大いに喜ばしい。公の事に力を尽くせば、子が母に会うように親しく順調。

故事 · 甯戚、牛に餌をやり角を叩く

春秋時代、衛の人甯戚は斉の桓公に会いたいと願ったが、伝手がなかった。そこで車を引いて商いをしながら斉へ行った。夕方、城外で牛に餌をやっていると、ちょうど桓公が城を出てきた。彼は牛の角を叩いて高らかに歌い、胸の思いを述べた。桓公はその志を聞き取って驚き、車に乗せて連れ帰り重用した(『呂氏春秋』)。

参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第57籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。

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