中籤
この籤は「一時落ちぶれても、ついには高く飛ぶ」。今は人に軽んじられ、どこでも抑えつけられているかもしれない。雨に濡れた鳳凰が、雀にまであなどられるように。だがそれは一時の天気にすぎない。高君保は捕らえられて婚礼を迫られ、みじめに見えたが、最後にはかえって功を立てた。耐え忍んで己を守り、小人と争わず、雨が上がってから翼を広げよう。
| 家内 | 欠利 やや不利 |
|---|---|
| 自身 | 謹防 用心すること |
| 求財(金運) | 阻 妨げあり |
| 取引 | 待時 時を待つ |
| 婚姻 | 遲滯 遅れる |
| 六甲(妊娠) | 有虛 取り越し苦労 |
| 旅人の便り | 留連 居続けて帰らない |
| 田畑・養蚕 | 晚 遅い |
| 家畜 | 損 損あり |
| 人探し | 難 難しい |
| 訴訟 | 虧 不利な立場 |
| 転居 | 守舊 現状を守る |
| 失せ物 | 凶 凶 |
| 病気 | 延 長引く |
| 墓所 | 改 改める |
此卦鸞鳳被雨之象。凡事待時大利也。
小人日盛。君子莫為。只宜守己。待時施為。
詩意:鸞鳳が雨に濡れる象、何事も時を待てば大いに有利。解曰:小人の勢いは日に盛ん、君子はしばらく事を起こすな。ただ自分を守り、時を待って動くがよい。
民間の物語。北宋の高懐徳の子高君保は、包囲された宋の太祖を救うため兵糧を護送する途中、双鎖山を通りかかって女の寨主劉金定に捕らえられ、婚礼を迫られた。一時はみじめに抑えつけられたが、その後夫婦は心を一つにして包囲に突入し、太祖を救い出して、かえって一つの美談となった。
参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第93籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。
天機渡で観音おみくじを引く