下籤
これは戒めの籤。ためらいの中に危険が潜み、少しの不注意で鳥が網に入るように陥る。吉平は事を謀って秘密を守れず、かえって禍を受けた。今は危険を冒して動くべきでなく、是非にも巻き込まれないこと。何事も言葉と行いを慎み、備えを厚くしよう。引き立てる人と時機を辛抱強く待てば、事は遅れても、いずれ取り直せる。
| 家内 | 憂疑 憂いと疑い |
|---|---|
| 自身 | 小人 小人に注意 |
| 求財(金運) | 破 損失 |
| 取引 | 損失 損失あり |
| 婚姻 | 不長 長続きしない |
| 六甲(妊娠) | 刑損 ぶつかって損 |
| 旅人の便り | 困 行き詰まり |
| 田畑・養蚕 | 損 損あり |
| 家畜 | 損 損あり |
| 人探し | 杳 跡形もない |
| 訴訟 | 虧 不利な立場 |
| 転居 | 勿動 動かないこと |
| 失せ物 | 凶 凶 |
| 病気 | 犯羅網 凶運にかかる、守りを祈る |
| 墓所 | 絕 不利 |
此卦守舊隨緣之象。凡事不如意主凶也。
守舊隨時。待貴人至。若問諸般。主事定遲。
詩意:旧きを守り縁に従う象、何事も意のままにならず、凶。解曰:旧きを守って時に従い、引き立てる人の到来を待て。いろいろな事を問うなら、必ず遅れる。
三国時代、侍医の吉平は曹操が天子を擁して諸侯に号令するのを憎み、曹操が頭痛で治療を求めた機に薬に毒を盛ったが、曹操に見破られた。厳しい拷問にもなお曹操を罵り続け、最後は柱に頭を打ちつけて死んだ。事を謀って秘密を守らなかった――鳥が自ら網に飛び込むように。
参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第98籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。
天機渡で観音おみくじを引く