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観音おみくじ 第3籤

下籤

衝風冒雨去還歸
役役勞身似燕兒
啣得泥來成疊後
到頭疊壞復成泥

籤の意味

この籤は「徒労」を語る。努力そのものは悪くない。方向か土台が揺らいでいるから、何度もやり直すことになる。この籤を引いたら、まず立ち止まって見直そう――成り立たない場所で無理を続けていないか。燕の将は孤城に閉じこもり、進退に窮して実を結ばなかった。方向を変え、確かな土台を見つければ、苦労は実りになる。

事柄ごとの神意

家内先凶后吉 先に苦労、のちに安泰
自身謹防 用心すること
求財(金運)有 ある
取引成 成る
婚姻不合 相性がよくない
六甲(妊娠)男 男の子
旅人の便り吉 吉
田畑・養蚕利 有利
家畜利 有利
人探し見 見つかる
訴訟有理 道理はこちらに
転居安 平安
失せ物見 見つかる
病気還願 願ほどきをする
墓所吉 吉

一句ずつ

  1. 衝風冒雨去還歸
    雨風をついて行き来する。
  2. 役役勞身似燕兒
    一日中、燕のように忙しく働く。
  3. 啣得泥來成疊後
    ようやく泥を運んで巣を作り上げた。
  4. 到頭疊壞復成泥
    ところが巣は崩れ、また泥に戻ってしまう。

詩意 · 解曰

此卦燕子啣坭之象。凡事勞心費力也。

千般用計。晨昏不停。誰知此事。到底勞心。

詩意:燕が泥を運んで巣を作る象、何事も心と力を費やす。解曰:あらゆる策を尽くし、朝から晩まで働いても、結局この事は徒労に終わる。

故事 · 燕の将、聊城をひとり守る

燕の将軍は斉の聊城を攻め落としたが、燕王のもとで讒言され、帰国できずに孤城を守るしかなかった。斉の将田単は一年余り包囲しても落とせず、魯仲連が矢文を射込んで利害を説いた。燕の将は進退に窮して決断できず、ついに城は落ち、自らも命を落とした(『資治通鑑』秦紀一)。

参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第3籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。

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