下籤
この籤は「当てにならない人や事に望みを託すな」と戒める。今は人間関係が不安定で、頼る相手も当てになるとは限らない。執着して悟らなければ、事はますますもつれるだけ。文種は范蠡の忠告を聞かず、その結末は惜しまれるものだった。言葉と行いを慎み、分を守り、情勢を見極めてから考えること。
| 家内 | 不安 落ち着かない |
|---|---|
| 自身 | 險 危険 |
| 求財(金運) | 阻 妨げあり |
| 取引 | 難 難しい |
| 婚姻 | 待時 時を待つ |
| 六甲(妊娠) | 祈福 福を祈る |
| 旅人の便り | 阻 妨げあり |
| 田畑・養蚕 | 多災 損失が多い |
| 家畜 | 多災 損失が多い |
| 人探し | 阻 妨げあり |
| 訴訟 | 虧 不利な立場 |
| 転居 | 吉 吉 |
| 失せ物 | 難見 取り戻しにくい |
| 病気 | 急求神 すぐに神仏の守りを祈る |
| 墓所 | 不吉 よくない |
此卦痴人道塞之象。凡事守舊待時也。
是非莫說。必須仔細。心正理直。方免災危。
詩意:愚か者の道が塞がる象、何事も旧きを守って時を待つ。解曰:是非を口にせず、何事も細心であれ。心正しく理がまっすぐであってこそ、災いを免れる。
越王勾践は臥薪嘗胆し、范蠡(字は少伯)と文種の補佐で呉を滅ぼし覇を唱えた。功が成ると范蠡は身を引き、文種に手紙で忠告した。「飛ぶ鳥尽きて良弓しまわれ、狡兎死して走狗煮らる」。文種は聞き入れず、まもなく勾践から剣を賜って自害した。
参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第24籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。
天機渡で観音おみくじを引く