上籤
これは「失ったものが戻る」籤。とくに仲直り、縁の結び直し、事業の再出発によい。解曰は道のりにはなお心を尽くせと戒める――砂をすすいでこそ金が見える。粘り強く続ければ、必ず報われる。銭玉蓮と王十朋が幾多の波乱を経て再び結ばれたのが、まさにこの意味。
| 家内 | 欠利 やや不利 |
|---|---|
| 自身 | 秋冬旺 秋冬は盛ん |
| 求財(金運) | 秋冬旺 秋冬は盛ん |
| 取引 | 允 承諾される |
| 婚姻 | 成 成る |
| 六甲(妊娠) | 祈保 平安を祈る |
| 旅人の便り | 至 やって来る |
| 田畑・養蚕 | 可養 育てられる |
| 家畜 | 可養 育てられる |
| 人探し | 見 見つかる |
| 訴訟 | 不利 不利 |
| 転居 | 守舊 現状を守る |
| 失せ物 | 遲見 遅れて見つかる |
| 病気 | 祈福 福を祈る |
| 墓所 | 吉 吉 |
此卦破鏡重圓之象。凡事勞心有貴也。
淘沙成金。騎龍踏虎。雖是勞心。于中有補。
詩意:破鏡が再び円くなる象、何事も心を労するが、引き立てる人の助けがある。解曰:砂をすすいで金を得るように、竜に乗り虎を踏むように、骨は折れても必ず得るものがある。
南宋の戯曲『荊釵記』。銭玉蓮は王十朋に嫁いだ。十朋が都へ科挙を受けに行くと、孫汝権が玉蓮に再婚を迫り、玉蓮は川に身を投げたが救われた。十朋は首席で合格し、丞相の娘との縁談を断った。二人は幾多の曲折を経て、ついに夫婦として再会した。
参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第4籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。
天機渡で観音おみくじを引く