中籤
これは戒めの籤。目の前は良い事に見えて、実は禍の種が潜んでいる。鍵は「人を見る目」。董卓は呂布を養子にし、ついにはその手にかかって死んだ。この籤を引いたら、新しく知り合った人、向こうから好意を示す協力話や甘い話には、一歩先まで見て。一時の利のために相手を見誤らないこと。
| 家内 | 不安 落ち着かない |
|---|---|
| 自身 | 平常 ふつう |
| 求財(金運) | 守待 守って待つ |
| 取引 | 難 難しい |
| 婚姻 | 未合 まだ合わない |
| 六甲(妊娠) | 男 男の子 |
| 旅人の便り | 至 やって来る |
| 田畑・養蚕 | 半熟 半分の実り |
| 家畜 | 安 平安 |
| 人探し | 至 やって来る |
| 訴訟 | 宜和 和解するとよい |
| 転居 | 祈保 平安を祈る |
| 失せ物 | 難尋 探しにくい |
| 病気 | 禳星 星に祈って厄払い |
| 墓所 | 中平 ふつう |
此卦認賊作子之象。凡事認真作假。
只這一著。君子莫錯。牢記在心。不生寂寞。
詩意:賊を子と認める象、何事も真を偽とし、偽を真とする。解曰:この一手だけは、君子たる者決して誤ってはならない。心に刻めば、孤独に陥ることはない。
後漢末の権臣董卓は、赤兎馬と金銀で猛将呂布を買収し、養子とした。のちに二人は貂蝉をめぐって反目し、呂布は司徒王允と謀って董卓を殺した。董卓は目の前の勇将の利を貪った――それこそが「賊を子と認める」ことだった。
参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第41籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。
天機渡で観音おみくじを引く