上籤
この籤は「思いがけず重用される」。あなたはもともと自分の事に打ち込んでいただけなのに、ふとしたことで上に見出され、引き立てられる。劉知遠は人の軒下に身を寄せる境遇から建国の帝となったが、頼りにしたのは一貫した粘り強さ。解曰の「始めありて終わりあり、東西に向かうなかれ」――一つの方向に集中すれば、引き立てる人は次々と現れる。
| 家内 | 平安 平安 |
|---|---|
| 自身 | 吉利 吉 |
| 求財(金運) | 有利 有利 |
| 取引 | 遂意 思いどおり |
| 婚姻 | 雙配 似合いの一対 |
| 六甲(妊娠) | 男 男の子 |
| 旅人の便り | 回 戻ってくる |
| 田畑・養蚕 | 半收 半作 |
| 家畜 | 勝 勝つ |
| 人探し | 遇 出会える |
| 訴訟 | 勝 勝つ |
| 転居 | 吉 吉 |
| 失せ物 | 南 南の方角 |
| 病気 | 安 平安 |
| 墓所 | 吉 吉 |
此卦貴人接引之象。凡事和合大吉也。
有始有終。莫向西東。心中用事。貴人重重。
詩意:引き立てる人に導かれる象、何事も和合して大吉。解曰:事は始めから終わりまでやり通し、東奔西走しないこと。心を込めて事に当たれば、引き立てる人が一人また一人と現れる。
五代の劉知遠は沙陀族の出身で、若い頃は貧しく、妻李三娘の家に身を寄せて義兄たちに嫌われた。夜に瓜畑の番をして瓜の精を退け、地を掘って宝剣を得ると、妻に別れを告げて軍に投じ、数々の戦功を立てた。後晋が滅ぶと晋陽で帝を称し、後漢を建てた(元雑劇『白兎記』)。
参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第80籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。
天機渡で観音おみくじを引く