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観音おみくじ 第81籤

上籤

庭前葉落暮秋時
行客奔程勢若飛
謝得天公輕着力
順風相送寶船歸

籤の意味

この籤は「天の助けの順風」。季節はもう遅く、時間も迫っているように見えるが、思いがけない助けが目的地まで送り届け、しかも満載して帰らせてくれる。王勃は一夜に船で七百里を行き、滕王閣の盛会に間に合って千古の名篇を成した。心の向かう所に、天もまた従う。今は思い切って、勢いに乗って行えばよい。

事柄ごとの神意

家内祈保 平安を祈る
自身許經 写経・読経を誓う
求財(金運)遂意 思いどおり
取引成 成る
婚姻和合 和やか
六甲(妊娠)虛驚 取り越し苦労
旅人の便り動 動きがある
田畑・養蚕晚勝 後半が強い
家畜穩 安定
人探し至 やって来る
訴訟勝 勝つ
転居隨意 成り行きに任せる
病気喜 うれしい知らせ
墓所擇地 良い場所を選ぶ

一句ずつ

  1. 庭前葉落暮秋時
    庭先の落ち葉、まさに晩秋の頃。
  2. 行客奔程勢若飛
    道を急ぐ旅人は、飛ぶように進む。
  3. 謝得天公輕着力
    天がそっと力を貸してくれたおかげで、
  4. 順風相送寶船歸
    順風に送られ、宝船は満載して帰る。

詩意 · 解曰

此卦梧桐葉落之象。凡事先凶后吉也。

心中取事。天心從之。營謀用事。盡可施為。

詩意:梧桐の葉が落ちる象、何事も先に凶、後に吉。解曰:心に為そうと思う事には、天意も従う。謀り事は、思い切って行ってよい。

故事 · 風、滕王閣へ送る

唐の才子王勃は親を訪ねる途中、船が馬当山の下に停泊したとき、水神が帆いっぱいの風を送ってやると言う夢を見た。目覚めて船に乗ると、一夜のうちに七百里を進み、ちょうど洪都(南昌)の滕王閣の重陽の宴に間に合い、その場で千古の名篇「滕王閣序」を書き上げた。

参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第81籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。

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