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観音おみくじ 第88籤

中籤

木雕一虎在山林
遠望威容意不禁
縱說不妨終可畏
此身如入大江心

籤の意味

この籤は「取り越し苦労」。あなたを怖がらせている事の多くは、見た目が恐ろしいだけで実害は限られる。だが心にやましさがあれば、恐れは膨らむ。龐洪はやましさから包公を恐れ、結局真相は明らかになった。良心に恥じず、善を行い福を積めば、しばらくの不安ののち、やがて静まる。

事柄ごとの神意

家内不安 落ち着かない
自身口舌 口論・噂
求財(金運)小人 小人に注意
取引不利 不利
婚姻不合 相性がよくない
六甲(妊娠)虛險 怖いが実害なし
旅人の便り阻 妨げあり
田畑・養蚕損 損あり
家畜損 損あり
人探し杳 跡形もない
訴訟虧 不利な立場
転居守舊 現状を守る
失せ物凶 凶
病気祭虎 供物をして凶運を払う
墓所凶 凶

一句ずつ

  1. 木雕一虎在山林
    山林の中に、一頭の木彫りの虎がいる。
  2. 遠望威容意不禁
    遠くから見れば、その威容に心が震える。
  3. 縱說不妨終可畏
    害はないと言っても、やはり恐ろしく、
  4. 此身如入大江心
    大河の真ん中にいるように不安になる。

詩意 · 解曰

此卦林木虎有威之象。凡事虛驚少實也。

爐頭點雪。似耳邊風。可宜作福。后吉前凶。

詩意:木彫りの虎が林で威を示す象、何事も驚きは多く実は少ない。解曰:炉の上の一片の雪のよう、耳を吹き過ぎる風のよう。善を行い福を祈れば、先に凶、後に吉。

故事 · 龐洪、包公を恐れる

宋の仁宗の時代、国丈龐洪は名将狄青を誣告して投獄させた。開封府尹の包公がこの事件を審理したいと願い出ると、龐洪はやましさから大いに慌て、あれこれと妨げた。事件は最後に真相が明らかになり、龐洪の誣告と証明された。心にやましい人は、木彫りの虎さえ恐れる。

参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第88籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。

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