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観音おみくじ 第16籤

中籤

攢眉思慮暫時開
咫尺雲開見日來
宛似汙泥中片玉
良工一舉出塵埃

籤の意味

この籤は「才はついに見出される」。あなたの価値は長く埋もれていたかもしれないが、転機はすぐそこ。目利きの人があなたを泥の中から拾い上げる。海瑞は十六年閑居したのち、晩年に再び起用された。解曰の「君子は順にして吉」――鍵は正直さを守ること。正道で行えば、損も益に変わる。

事柄ごとの神意

家内不利(漸安) 初めは不調、しだいに落ち着く
自身秋冬吉 秋冬は吉
求財(金運)成 成る
取引成 成る
婚姻成 成る
六甲(妊娠)虛驚(有寶) 驚きのあとに喜び
旅人の便り至 やって来る
田畑・養蚕祈福 福を祈る
家畜平 穏やか
人探し見 見つかる
訴訟不利 不利
転居守舊 現状を守る
失せ物阻 妨げあり
病気作福 善行を積み福を祈る
墓所安 平安

一句ずつ

  1. 攢眉思慮暫時開
    ひそめていた眉が、しばし開く。
  2. 咫尺雲開見日來
    すぐ目の前で、雲が開いて日が見える。
  3. 宛似汙泥中片玉
    まるで泥の中の一片の美玉。
  4. 良工一舉出塵埃
    名工が手を下せば、塵の中から救い出される。

詩意 · 解曰

此卦陰陽和合之象。凡所謀皆吉也。

得處無失。損中有益。小人逢凶。君子順吉。

詩意:陰陽和合の象、謀る事はみな吉。解曰:得たものは失わず、損の中にも益がある。小人は凶に遭い、君子は順調で吉。

故事 · 明の神宗、海瑞を再び用いる

明代の清廉な官吏海瑞は剛直で阿らず、罷免されて十六年閑居した。万暦年間、張居正の死後、神宗はすでに七十二歳の海瑞を再び起用し、南京吏部右侍郎、都御史に任じた。彼はなお汚職の処罰を強く主張し、亡くなったときには民が店を閉めて見送った。

参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第16籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。

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