下籤
この籤は「一時覆われ、雲が晴れるのを待つ」。ようやく明るくなった局面に突然変事が起き、家にも憂いがあるかもしれない。今最も避けるべきは慌てること。心を広く持ち、福を祈って平安を保ち、財物にも気をつけて。何文秀は無実の罪で投獄されたが、王瓊珍は見捨てず、ついに日の目を見た。雲が晴れたら、やり方をほどよく調整すれば転機が来る。
| 家内 | 不安 落ち着かない |
|---|---|
| 自身 | 祈保 平安を祈る |
| 求財(金運) | 難 難しい |
| 取引 | 待時 時を待つ |
| 婚姻 | 難合 まとまりにくい |
| 六甲(妊娠) | 虛驚 取り越し苦労 |
| 旅人の便り | 阻 妨げあり |
| 田畑・養蚕 | 損 損あり |
| 家畜 | 損 損あり |
| 人探し | 遇 出会える |
| 訴訟 | 和 穏便に収める |
| 転居 | 安 平安 |
| 失せ物 | 虛 実がない |
| 病気 | 延安 遅れて快方へ |
| 墓所 | 宜修 手入れするとよい |
此卦雲霧遮月之象。凡事未遂守舊也。
家道憂凶。人口有災。祈福保慶。猶恐破財。
詩意:雲霧が月を覆う象、何事も願いどおりにならず、旧きを守るがよい。解曰:家に憂いあり、家族に災いあり、福を祈って平安を保つべし。それでもなお財を損なう恐れがある。
明代の戯曲『玉釵記』。貧しい書生何文秀の読書の声が富家の娘王瓊珍の心を動かし、二人は歌を交わして恋仲になった。王瓊珍はのちに家を出て彼に従ったが、何文秀は濡れ衣を着せられて投獄された。王瓊珍は髪を切り姿を変えて、苦難の末に奔走し、ついに冤罪は晴れて、思い合う二人は結ばれた。
参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第38籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。
天機渡で観音おみくじを引く