上籤
この籤は「福徳の守り」。あなたの福はとうに備わっていて、焦って追い求める必要はない。誠心を保ち、善行を重ねれば、吉祥は自ずと降りてくる。竇燕山は中年に心を改めて広く善徳を積み、ついに五人の子がみな科挙に及第した。家庭、子ども、願いのいずれにも良い兆し。敬虔で謙虚であるほど、福の報いは深くなる。
| 家内 | 許願 願をかける |
|---|---|
| 自身 | 許經 写経・読経を誓う |
| 求財(金運) | 正勝 まっとうな利 |
| 取引 | 大吉 大吉 |
| 婚姻 | 好合 良縁 |
| 六甲(妊娠) | 喜 うれしい知らせ |
| 旅人の便り | 動 動きがある |
| 田畑・養蚕 | 平穩 穏やか |
| 家畜 | 欠利 やや不利 |
| 人探し | 遇 出会える |
| 訴訟 | 和 穏便に収める |
| 転居 | 吉 吉 |
| 病気 | 禳星 星に祈って厄払い |
| 墓所 | 平 穏やか |
此卦福德現身之象。凡事大吉利也。
這些福份。眾人皆有。不用心忙。福德前定。
詩意:福徳が姿を現す象、何事も大吉利。解曰:これらの福は誰もが持っている、焦ることはない。福徳はとうに定まっている。
五代の竇禹鈞(号は燕山)は若い頃は素行が悪く、中年になっても子がなかった。ある夜、亡き父に戒められる夢を見て、心から悔い改め、広く善行を施した。のちに五人の息子を授かり、みな科挙に及第して栄達し、「五子登科」と称された。『三字経』に「竇燕山、義方あり、五子を教え、名ともに揚がる」とある。
参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第96籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。
天機渡で観音おみくじを引く