中籤
この籤は「才を抱いて見出されるのを待つ」。今は前途が見えず、あなたの才能もまだ人の目に留まっていない。だが目利きの人が一人現れれば、局面は一気に開ける。馬周は人の代わりに上奏文を書き、その才を太宗にひと目で見抜かれた。自分を磨き続けると同時に、人に見てもらう機会もつくること。
| 家内 | 平平 まずまず |
|---|---|
| 自身 | 安 平安 |
| 求財(金運) | 勞力 努力が要る |
| 取引 | 阻 妨げあり |
| 婚姻 | 成 成る |
| 六甲(妊娠) | 虛 実がない |
| 旅人の便り | 杳 跡形もない |
| 田畑・養蚕 | 晚成 遅れて成る |
| 家畜 | 旺 盛ん |
| 人探し | 見 見つかる |
| 訴訟 | 驚 騒ぎあり |
| 転居 | 改 改める |
| 失せ物 | 西方 西の方角 |
| 病気 | 欠安 十分には安らがない |
| 墓所 | 改向吉 向きを変えれば吉 |
此卦剖石見玉之象。凡事著力成功也。
寶在石中。異人少知。直待分明。盡可施為。
詩意:石を割って美玉が現れる象、何事も力を尽くせば成る。解曰:宝玉は石の中に潜み、知る人は少ない。真相が明らかになれば、思い切ってやってよい。
唐の貞観年間に大旱魃があり、太宗は百官に意見書を出させた。武将の常何は文章が苦手で、彼の家に身を寄せていた落ちぶれた書生の馬周が代わりに二十余りの提案を書いた。太宗は常何の筆ではないと見抜き、次々と使いを出して馬周を宮中に招き、語り合って大いに認め、監察御史に任じた。
参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第32籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。
天機渡で観音おみくじを引く