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観音おみくじ 第59籤

中籤

直上高樓去避身
四邊繞處是荊榛
誰知造物安排定
得意番成失意人

籤の意味

この籤は「盛りが極まって衰える、守って時を待て」。高い所が安全とは限らず、登って逃れようとするほど周りは茨になる。李徳裕は臣下として最高位を極めたが、たちまち天の果てに流された。今は目立たず旧きを守り、一時の長短を争わず、運が戻るのを待つこと。解曰の「災いなく咎なし」――むやみに動かなければ、無事に乗り切れる。

事柄ごとの神意

家内祈福 福を祈る
自身安 平安
求財(金運)平常 ふつう
取引成 成る
婚姻不合 相性がよくない
六甲(妊娠)作福 善行を積み福を祈る
旅人の便り至 やって来る
田畑・養蚕半吉 半ば吉
家畜大利 大いに有利
人探し阻 妨げあり
訴訟虧 不利な立場
転居吉 吉
失せ物凶 凶
病気祈福 福を祈る
墓所吉 吉

一句ずつ

  1. 直上高樓去避身
    まっすぐ高楼に上り、逃れようとする。
  2. 四邊繞處是荊榛
    四方を取り巻くのは茨ばかり。
  3. 誰知造物安排定
    造物主がとうに計らっていたとは誰が知ろう、
  4. 得意番成失意人
    得意の人がかえって失意の人となる。

詩意 · 解曰

此卦守舊隨時之象。凡事待時則吉。

如醉飲酒。只宜守舊。直待時來。無災無咎。

詩意:旧きを守り時に従う象、何事も時を待てば吉。解曰:酒に酔ったように、ただ旧きを守るがよい。時運が来るまで待てば、災いも咎もない。

故事 · 李徳裕、崖州に流される

唐の晩期、宰相李徳裕は「牛李の党争」の李党の首領で、武宗の時代には権勢並ぶ者がなかった。宣宗が即位すると牛党が勢いを得て、李徳裕は次々と左遷され、ついには海南の崖州に流され、失意のうちに没した。得意はたちまち失意に変わる――まさにこの籤の言うとおり。

参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第59籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。

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