下籤
これは戒めの籤。問題を解決したいのに、やり方を誤っていて、やればやるほど悪くなる。今最も必要なのは行動ではなく冷静さ。劉備は仇討ちのために怒りに任せて大軍を起こし、七百里にわたって陣を連ねたが、火攻めで惨敗した。この籤を引いたら、まず手を引いて頭を冷やし、感情のままに決断しないこと。
| 家内 | 凶 凶 |
|---|---|
| 自身 | 祈保 平安を祈る |
| 求財(金運) | 微微 わずか |
| 取引 | 不合 相性がよくない |
| 婚姻 | 不合 相性がよくない |
| 六甲(妊娠) | 險 危険 |
| 旅人の便り | 滯 滞る |
| 田畑・養蚕 | 不利 不利 |
| 家畜 | 損 損あり |
| 人探し | 杳 跡形もない |
| 訴訟 | 虧 不利な立場 |
| 転居 | 吉 吉 |
| 失せ物 | 西方 西の方角 |
| 病気 | 有驚 驚くことあり |
| 墓所 | 平平 まずまず |
此卦抱薪救火之象。凡事亦自謹防也。
有千般計。一旦相惹。不如莫動。恐惹禍身。
詩意:薪を抱いて火を消す象、何事も自ら用心して防ぐべし。解曰:たとえ千の策があっても、ひとたび手を出せば収拾がつかなくなる。動かぬに如かず、禍を身に招かぬように。
三国時代、関羽が殺され、張飛も部下に殺された。劉備は諸葛亮の制止を聞かず、仇を討つため呉を討とうと、山林に七百里にわたって陣を連ねた。呉の陸遜は空気が乾き風の強い時を狙って火攻めを仕掛け、蜀軍は大敗した。劉備は白帝城に退き、まもなく病没した。
参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第60籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。
天機渡で観音おみくじを引く