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観音おみくじ 第60籤

下籤

抱薪救火火增烟
燒卻三千及大千
若問營謀併出入
不如收拾莫憂燃

籤の意味

これは戒めの籤。問題を解決したいのに、やり方を誤っていて、やればやるほど悪くなる。今最も必要なのは行動ではなく冷静さ。劉備は仇討ちのために怒りに任せて大軍を起こし、七百里にわたって陣を連ねたが、火攻めで惨敗した。この籤を引いたら、まず手を引いて頭を冷やし、感情のままに決断しないこと。

事柄ごとの神意

家内凶 凶
自身祈保 平安を祈る
求財(金運)微微 わずか
取引不合 相性がよくない
婚姻不合 相性がよくない
六甲(妊娠)險 危険
旅人の便り滯 滞る
田畑・養蚕不利 不利
家畜損 損あり
人探し杳 跡形もない
訴訟虧 不利な立場
転居吉 吉
失せ物西方 西の方角
病気有驚 驚くことあり
墓所平平 まずまず

一句ずつ

  1. 抱薪救火火增烟
    薪を抱いて火を消しに行けば、炎も煙もかえって大きくなる。
  2. 燒卻三千及大千
    三千大千世界まで焼き尽くしてしまう。
  3. 若問營謀併出入
    もし謀り事や出入りの事を問うなら、
  4. 不如收拾莫憂燃
    手を引いて、火が燃え上がらないようにしたほうがよい。

詩意 · 解曰

此卦抱薪救火之象。凡事亦自謹防也。

有千般計。一旦相惹。不如莫動。恐惹禍身。

詩意:薪を抱いて火を消す象、何事も自ら用心して防ぐべし。解曰:たとえ千の策があっても、ひとたび手を出せば収拾がつかなくなる。動かぬに如かず、禍を身に招かぬように。

故事 · 劉備、陣を連ねる

三国時代、関羽が殺され、張飛も部下に殺された。劉備は諸葛亮の制止を聞かず、仇を討つため呉を討とうと、山林に七百里にわたって陣を連ねた。呉の陸遜は空気が乾き風の強い時を狙って火攻めを仕掛け、蜀軍は大敗した。劉備は白帝城に退き、まもなく病没した。

参考:台北・艋舺龍山寺『観世音霊籤』第60籤の詩意・解曰・聖意および関連の故事。故事の要約は独自に書いたものです。

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